わるもののテキトー折り紙日記2

趣味レベルの折り紙についてのブログです。   折り紙のコンセプトは 「一枚、不切にはこだわらない」ことと、 「誰でも折れる」ことです。

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実験動物を使うことについて。ちょっと思ったことなど。

今日ネット検索をしていて、動物実験に反対する人たちのHPを少しですが見ました。
自分が動物実験をしている側だからでしょうか、正直、主観的要素が強すぎる様に感じました。
各実験がそれぞれどんな目的で行われ、どんな結果を得るために動物を殺しているのかをあまり考慮せずに、とにかく「可哀想だから辞めるべきだ」と主張しているようにしか見えませんでした。
私も、無意味な動物実験は廃止するべきだとは思います。しかし、謎の多い生物学の分野では、何が意味があり、何が無意味であるかというのは全く予想が付きません。
研究とは、ピラミッド型の建物を造るのに似ています。
まず、土台となる基礎研究が広範囲にわたってあって、その上に少しずつ少しずつ成果を積み上げていかなければいけません。
日本の研究行政はこの辺が判っていなくて、努力目標の明確な工学分野の研究に対する考え方の如く、「すぐに利益に直結する研究以外には金を出さない」という馬鹿げた姿勢をとっています。
それはもちろん、研究者なら誰もがピラミッドの頂点の研究をし、最先端の技術を駆使して利益を生み出したいと考えています。しかし、そのためにはまずピラミッドがなければいけない。
それなのにピラミッドの基礎を作ろうとする実験には殆どと言っていいほど研究費が出ないのです。
その結果、研究者の多くがろくな基礎データもそろわないまま無理矢理高みを目指そうとし、また少しでも土台を築くと多くの研究者がそこに殺到して頂点での研究をしようとします。これは丸太1本の土台の上に楼閣を築くが如くですから、非常に危ういことなのですが、研究者も食べていかなければなりませんからお金の出るところで仕事をしたがるのは当たり前です。
また、土台がない研究は出来ませんから細い土台の上での研究はすぐに行き詰まります。すると今度は容易な予測の範囲内で論文を乱発して結果として「高い評価」を得ると言う行為が流行ります。いや、既にそれが主流になっていると言っても過言ではありません。
これが日本の科学の実態です。改革は確かに必要です。そう思います。
と、少し脇道にそれました。
閑話休題して、動物実験に反対する人々の話に戻ります。
「『動物実験の殆どは結果には直接関係のないものだった』という証言を得ている」と、件のサイトには書いてありました。
当たり前です。
最初から結果が分かりきっている学生実習の実験と勘違いしてはいないでしょうか?
複数の仮説を立て、それに沿って実験計画を練り上げ、その上で最小限の動物を犠牲にして、それでも無意味な結果を出してしまうのが研究目的での実験です。
始めからどんな実験もうまくいくのであれば研究などする必要がないのです。
その辺に理解が足りないように思います。
基礎研究をおろそかにすると、それこそ多くの実験動物の犠牲が必要になり、かえって彼らの主張に反するように思うのですが・・・
また、「医学目的での実験」と、その基礎となるべき「生物学の実験」を同一視してはいないでしょうか?
ヒトの病気の研究のためにはヒトを使った実験が必要、そんなことは当たり前です。
しかし、ヒトで起きない現象を研究し、それをヒトに応用することを考えた場合、そのための実験はその動物を使わなければ出来ないと思うのですが?

私は、イモリを使って網膜の再生について調べています。
この研究の成果がいつの日か必ず人類の役に立つと信じています。私はイモリが大好きですが、実験のために心を鬼にして彼らを殺します。殺しますが、出来るだけ彼らの命をムダにしないように心がけています。
その生物のスタンダードとして強力な再生能力を持つ脊椎動物は有尾両生類以外には知られている限り存在しません。その研究をヒトまたはヒトの細胞を使って行うことは出来ません。
研究に研究を重ねた結果、あるいはこの研究が無駄に終わる可能性もあるかも知れませんが、それを今の段階で決めることは誰にも出来ないはずです。
将来実験動物から得られた結果による利益が人類にもたらされたとき、その恩恵を受けることを完全に拒否するだけの気概がないなら、安易に実験動物の使用を否定しないで欲しいものです。


・・・と、言うことで今日も折り紙とは微塵も関係のない話でした。(-_-;;
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  1. 2005/11/04(金) 16:21:07|
  2. 雑記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

誠実にこたえていだきありがとうございます。ほかの臓器では、かなり研究が進んでいるのに目の分野は遅れているようですね。目というものは、病気の範疇に入っていなかった私は、改めて目の大切さを知った次第です。脳の機能の一部である眼球のですもの、とても難しいと思っています。でも、希望を持ってこの子を育てていこうと思います。この子が大きくなるために、皆の力があると思っています。けんきゅうがんばってください。また何かあったら教えてください。
  1. 2005/12/05(月) 07:14:58 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

網膜再生について

はじめまして。
ご期待に添えずにまことに申し訳ありませんが、私は医者ではなく、理学の分野で研究を行っています。
つまり医学を中心に捉えるならその土台となる知識を得るための研究です。土台そのものですらありません。
従いまして、済みません、私には現在実際に臨床的なレベルでどこまでが行われているかどうかの知識はありません。
ただ、網膜を全摘出しても再生可能なイモリの研究で、私の所属する研究室においてようやくイモリの網膜再生を詳細に調べるためのツールができて来始めてきた、という段階にすぎませんのでおそらくご期待されているであろう「大規模な網膜再生」を人間で行えるようになるのはまだ当分先だと考えます。
我々研究者が力不足であるために開発が進まず本当に申し訳ありません。
政府が基礎研究に対する理解をもう少し深めてくれれば多少なり研究の速度も上がると思うのですが・・・・。
  1. 2005/12/04(日) 23:39:06 |
  2. URL |
  3. わるもの(管理人) #71CQm2kU
  4. [ 編集]

はじめまして、生後6ヶ月になる子供の父ですが、子供は、PHPVという(第一次硝子体過形成遺残)という病気と診断され、ほとんど、全盲といわれております。そこで、教えていただきたいのですが、網膜の再生医療は、研究段階でどの程度人に対する臨床試験では適応できるところまで来てるのでしょうか。また、ぜんぜんみこみのないものでしょうか。
  1. 2005/12/03(土) 16:20:25 |
  2. URL |
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